【初心者向け】ヨガの基本ポーズ『チャイルドポーズ』の効果とやり方を徹底解説
どのヨガレッスンでも、ほぼ登場する基本の『チャイルドポーズ』。
ポーズとポーズの間の小休止に導入されることが多いのですが、チャイルドポーズをしているのにおやすみできている感覚があまりないという人もいるのではないでしょうか?
チャイルドポーズで休めていないヨガ初心者さんは実は意外と多いのです。
今日はそんな人たちでもしっかりとチャイルドポーズでおやすみができるように、基本の方法から、さらにリラックスできる方法までご紹介していきます。
この記事のポイント
- チャイルドポーズがなぜおやすみのポーズと言われているか
- チャイルドポーズのやり方
- チャイルドポーズの軽減法
Chie
ヨガインストラクター
プロフィール
小学生男子3兄弟のママインストラクター
産後太りの経験から身体と心に向き合う為ヨガをスタート
育児とお仕事と自分の事、どれも大事、どれも好きがモットー☆
チャイルドポーズの構成要素と効果
呼び方 | 日本語:子どものポーズ、サンスクリット語:バーラーサナ、英語:チャイルドポーズ |
構成要素 | 座位、前屈、リラックス |
効果 | 疲労回復、肩こり改善、背中の緊張弛緩、リラックス |
ポーズを取る上での注意点 | 下痢、妊娠中、膝に故障がある場合は指導者に従う |
難易度 | ★ |
チャイルドポーズ(子どものポーズ)はお休みのポーズとも言われています。
ずっとヨガで身体を動かし続けることはけっこう辛いですよね。
そんな時に、合間に挟んでヨガにメリハリをつける、緩むポーズとしてチャイルドポーズは行われます。
立っているよりも座った状態になることで、気持ちを落ち着かせ、次に太ももにお腹を預けることで腹筋や背筋をゆるめて、ついでに視界が暗くなるのでリラックスできます。
さらにばんざいすることで、肩の力も緩むので、心身ともに安らぎを得ることができます。
それでは具体的にチャイルドポーズの方法について紹介します。
チャイルドポーズのやり方
- 正座になり、足の親指をつける
- 両手は肩幅に開き、身体の前に伸ばす
- 上半身を前に倒し、おでこを床につける
- 背面の伸びを感じる
チャイルドポーズの軽減と派生
はい、お休みできました☆ ALL OK!!とならないのが人の身体の難しさでもあり、身体の状態によっては十分に、効果を感じられないこともあります。
具体的には、正座がつらい膝が痛い、お腹が大きい(妊娠中含む)ので前屈が辛い、肩の力が抜けない、腰痛があるなどの理由があります。
そんな人はこれから紹介する方法を、是非実践してみてください。
道具なし編
お腹が大きい人は | 膝の隙間を空けてお腹を落とす |
肩の力が抜けない人 | 肘を曲げる、もしくは手を身体の横に置いたままにする |
道具あり編
正座がつらい場合はブロックの上に座る、積み上げて高さを出してみる、ブランケットを挟んで正座してみましょう。
腰痛や違和感を感じたときは、上半身をボルスターや椅子にもたれかけましょう。
まとめ
チャイルドポーズの方法と、ポーズのバリエーションについて紹介してきました。
ヨガ哲学の八止則の中にあるヤマ(5つの禁戒)には「ブラフマチャリア」という教えがあります。
ブラフマチャリアは「無駄なエネルギーは消費しないこと」と訳されますが、チャイルドポーズはブラフマチャリアを体現するポーズの一つです。
お休みのポーズと先生から言われてるけど、全然休めてない、やり方が違うのかな?と感じる人もいるかもしれません。
そんな悩みを解消し、無駄のないリラックスした時間を作るお手伝いができたのなら嬉しく思います。
今まであまり休息を感じられなかった人は、身体の状態に合わせて、バリエーションを取り入れてみてください。
あなたの体に合ったチャイルドポーズの方法がきっと見つかるはずです。