文章と動画どちらでもわかるダウンドッグのやり方
この記事では、動画と文章の両方で、基本のヨガポーズ「ダウンドッグ」のやり方を紹介しています。
なので、動画だとなかなか頭に入らないし時間がかかる、文章よりも動画の方がわかりやすいというどちらの人も安心して学べます。
ヨガのポーズの中では比較的簡単ですが、姿勢の矯正や、腰痛の改善などさまざまな効果があるのでぜひ挑戦してみてください。
ダウンドッグの効果
ダウンドッグのポーズは、全身を大きく動かすヨガの基本的なポーズの一つです。
激しい運動のケアや、ランニングのための筋力向上にも使用され、ヨガ以外の競技やスポーツでもポピュラーなポーズです。
肩、背中、足を伸ばしながら、血液循環を促進し、集中力を高める効果があります。また、背中や足のストレッチ効果が非常に高く、新陳代謝を促し、疲れにくい体を作ります。
さらに、ダウンドッグのポーズは関節痛や足の痛みの緩和、肩甲骨周辺のこりや肩関節炎の緩和にも効果があります。
全身のバランスを整えることで、ストレスを軽減し、猫背や肩こりの改善にも役立ちます。二の腕や胸、太もも、お尻といった気になる部位のシェイプアップにも効果的です。
頭と上半身を下げることで、上体を十分に伸ばしながら心臓に負担をかけずに上半身の血行を良くすることができます。
ダウンドッグの効果
- 血行促進
- ハムストリングス、脇腹のストレッチ
- 筋肉の強化
- 肩こり解消
- メンタルを整える
ダウンドッグのポイント
ダウンドッグのポーズは比較的簡単で、初心者でも取り組みやすいヨガポーズです。しかし、効果を最大限に引き出すためには、以下のポイントに注意して行いましょう。
- 呼吸を意識する: ゆっくりと深い呼吸を保ちながらポーズを行いましょう。呼吸に合わせて体を動かすことで、よりリラックスしやすくなります。
- 自分のペースで行う: 自分がやりやすいスピードとリズムで行うことが大切です。無理をせず、自分の体の限界を超えないようにしましょう。
- 膝の伸ばし過ぎに注意: 膝を伸ばしすぎると「過伸展」と言われる状態になり故障の原因になります。また、アキレス腱に過度な負荷をかけないように注意し、可能な範囲で少しずつ動かしましょう。ポーズ中に痛みを感じた場合は、すぐに中止し専門家に相談しましょう。
- かかとの位置: ダウンドッグのポーズで無理にかかとを床につける必要はありません。かかとを床につけられない場合は、ひざを軽く曲げて行っても構いません。
ダウンドッグのやり方
- 両手を伸ばし、両足の甲を床につけた状態からスタート。つま先を返し、両手で地面を押して、お尻を持ち上げて体全体で三角形を作ります。両手は肩幅より少し広めに開き、指を大きく開いて床をしっかりとつかみます。体重を均等に両手と両足で支えることを意識しましょう。
- 顔と上半身を足に近づけ、三角形の形を保ちながら体を支える手の平と足の裏に力を入れ、マットを押し返します。息を吐きながら、お尻を天井に向けて持ち上げるイメージで動かします。重心はお尻にあり、背中が反りすぎないようにお腹に力を入れましょう。頭から腰、そしてかかとまでが一直線になるように心掛けます。
- お尻が下がらないように注意してポーズを維持します。ひざはしっかりと伸ばしますが、かかとは浮かさず床につけます。かかとを床につけることが難しい場合は、ひざを曲げても構いません。ポーズが整ったら、首と肩の力を抜き、ゆっくりと深い呼吸を3〜5回繰り返します。
自分の体調に合わせて繰り返し行うと良いでしょう。ポーズを保ちながら5回ゆっくりと呼吸を行うことができれば、ダウンドッグのポーズがしっかりとできている証拠です。
ダウンドッグから派生するポーズについてもやり方を知りたいという人はこちらの記事もチェックしてみてください。
ダウンドックの注意点
ダウンドッグのポーズを行う際には、以下の点に注意して安全に行いましょう。
無理をしない: 体に負荷をかけすぎず、自分が楽にできる範囲でポーズを行いましょう。無理をすると怪我の原因になります。
呼吸を大切に: ポーズ中は常に呼吸を意識し、深くゆっくりとした呼吸を続けましょう。呼吸が浅くならないように注意します。
気持ちいいくらいがちょうどいい: 体の柔軟性や筋力に応じて、ポーズを調整しましょう。かかとが床につかない場合や、背中が反りすぎる場合は、ひざを曲げたり、ポーズを軽くすることを検討します。
事前のウォームアップ: ダウンドッグのポーズを行う前に、呼吸の確認や難易度の低いポーズを行なっておきましょう。軽いウォームアップを行うことで体をほぐし、怪我の予防になります。
体調に合わせる 体調が悪い場合や、痛みを感じる場合はポーズを控えましょう。特に肩や腰に問題がある場合は、医師や専門家に相談してから行うようにしましょう。