働き盛りの40代! マインドフルネス で信頼される上司に
20代の頃は上司や先輩の仕事を学び、30代では信頼を少しづつ積み重ね、40代になって責任を抱えるようになり、ようやく脂が乗ってくる。
20代も30代も楽しかった、充実していたという人も多いとは思いますが、ビジネスパーソンが最も仕事で輝くのは40代ではないでしょうか?
社内や社外でもある程度信頼を積み重ね、部下も増えてきて、やっと本当の意味で仕事にやりがいを感じてくるこの年代。
ただ、抱えることも増えてきて、ついついストレスもたまりがち。
部下のミスが必要以上に気になったり、時には叱りすぎてしまったり、また付き合いも増えてくるのでついついお酒を飲みすぎてしまったり。
働き盛りであるからこそ、今まで積み重ねてきたことを維持し、さらに成長させて行くためには”セルフマネジメントスキル”が不可欠になってきます。
今日は”セルフマネジメントスキル”特に、揺るがない心を育むためのメソッドである【マインドフルネス】を紹介していきたいと思います。
目次
- 40代のストレス
- メンタルマネジメントの大切さ
- マインドフルネスとは
- マインドフルネスの方法
- まとめ
40代のストレス
メディアでは40代社会人のことを「責任世代」と取り上げることがありますが、40代はさまざまな責任とともにストレスも増えてくる時期。
会社では重要な仕事やポストを任され、部下のマネジメントもするようになってきた。家に帰れば家族がいるし、子どもの学費や、車や自宅のローン、老後の資金についても工面しなければならない。
さまざまな責任と悩みが、背中に重くのしかかってきます。
そのため、ついつい自分自身のことが疎かになりがちで、気づけばリフレッシュする時間もなくなり、働きすぎて体調をクズしてしまう、、、そんな体のトラブルが起こってくるのも40代の特徴です。
健康に、責務を全うするためには自分を振り返るマネジメント力が必要になってきます。
ヘルスマネジメントやタイムマネジメントなど、世の中にはたくさんの”マネジメント”が溢れていますが、このブログでは健全な精神を育む”メンタルマネジメント”に注目していきたいと思います。
メンタルマネジメントの大切さ
”身体が資本”とは言いますが、健康な身体の礎になっているのは「健康な心」です。
特に、仕事が最も輝きやりがいも強く感じる40代にとっては、ついキャパシティを仕事に割きすぎてしまいます。絶え間なく身体を動かし、脳もフル回転の状態が続いている状態が長くなり、ある日突然限界がやってくる。そうなってしまうと、今まで積み重ねてきた事が水の泡になってしまうことも。
そうならない為には、普段疎かになっている自分自身に、目を向ける”心の余裕”が大切になってきます。
心に余裕があると、自分を振り返り、身体の状態を観察していくと、体調の変化、見た目の変化、など普段気に留めていなかったことに気がつくことができます。
自分の状態に気づいてあげることで、身体のトラブルも未然に防ぐことにもつながります。
ただ、急に”心の余裕”や”身体の状態の観察”といっても普段から慣れていないと、何をどうすればいいのか意外とわからないもの。
ここからはそのメソッドとなる【マインドフルネス】について紹介していきます。
マインドフルネス とは
【マインドフルネス】とは自分の意識下で、今起こっている状態に目を向けること、またはその技法を指します。
マインドフルネスを行うことで、ストレスの軽減につながるという臨床結果が出ています。社会との関わりとしては、有名企業もマインドフルネスを取り入れており、代表的な企業にアップルやフォードが挙げられます。
アメリカや日本のみならず、世界的にも受け入れられています。マインドフルネスは「瞑想」を通して行われますが、一切の宗教的な思想を排し、どのような思想を持った団体や企業でも取り入れやすかった事と、身体や脳への効果が臨床的に証明されていることが、広まっていった背景にあります。
代表的な医療現場での活用に、マサチューセッツ大学医学校名誉教授のジョン・カバットジン(Jon Kabat-Zinn)博士が、「マインドフルネス瞑想」を医療に最初に取り入れ、「マインドフルネスストレス低減法」の開発した事が挙げられます。
こちらの記事にはマインドフルネスよりも簡単な”緩む”方法について紹介しています。導入的な内容になっているのでまずはこちらからご覧ください。↓
マインドフルネス の効果
- 集中力のアップ
- 自己認識能力のアップ
1.集中力のアップ
マインドフルネスのプログラムでは、主に瞑想を行っていきます。
マインドフルネスの瞑想には、余計な考えを捨て、今ある目の前のことだけに集中できる能力を育む効果があります。
また日常的にマインドフルネスの瞑想を繰り返すことで、より集中力アップの効果は高まるとされています。
2.自己認識能力のアップ
「自己認識能力」とは、今の自分の感情の状態、身体的精神的な長所や短所、求めていることなど、自分を見つめ、理解を深めることを言います。セルフアウェアネスとも呼ばれます。
自己認識能力を高めることで、感情をコントロールできるようになり、業務の効率も上がると言われています。
なぜ、業務の効率が上がるのか説明すると、常に何かを抱えている状態のビジネスパーソンは一つのことに集中する時間というのは、意外と少ないもの。マインドフルネスで内省を促し、自分のやるべきことをはっきりさせることで、業務効率を上げていくことが可能となる為です。
日々の様々な業務のストレスを緩和し、個人のパフォーマンスを最大化していくことは、組織全体としても利につながるため、マインドフルネスは先にも挙げたような企業や団体で広がって行っています。
マインドフルネスの実戦によって高いパフォーマンスを、長期的に発揮することが可能になります。
他にも、自らを見つめることで新たなアイディアが生まれたりすることもあります。
マインドフルネス の方法
マインドフルネスの瞑想にはいくつかの方法がありますが、ここでは床、もしくは椅子に座って行う方法を紹介していきます。
- 座り方
- 呼吸の方法
- 意識
- 場所
- タイミング
1.座り方
座り方に決まりはありませんが、椅子に座る場合も床に座る場合も、両手でお尻のお肉をかきあげて、お尻の骨が床や椅子につけ、身体を安定させます。
肩を後ろに引き、背筋を伸ばして、呼吸が入りやすい姿勢を作っていきます。
両手は太ももの上に手のひらを上にしておいていきます。
2.呼吸の方法
鼻呼吸でゆったりとした腹式呼吸を行っていきます。
3.意識
鼻先を通る空気、鼻の奥を通る空気、手の甲と太ももが触れ合っている部分の暖かさなど、身体の中で起こっている出来事に意識を向けていきます。
途中で、頭の中を様々な考えが巡りますが、それに気がついて、呼吸や身体の状態に意識を戻していきます。
4.場所
できるだけ喧騒から離れた静かな場所で行います。
5.タイミング
行動の切り替わるタイミングに行います。毎日行うことが好ましいので、お風呂上がりの寝る前や寝起きがオススメです。
まとめ
マインドフルネスを日々の生活に取り入れることで、集中力や自己認識能力が高まり、セルフマネジメントができるようになり”健康な心”を維持する事ができます。
業務効率が上がるのはもちろん、身体の変化にも気が付きやすくなるので、ついつい仕事を頑張りすぎてしまう40代にはぜひ取り組んでもらいたいと思います。
自分自身や大切な人、そして楽しく仕事を続けるためにマインドフルネスの瞑想は有効的です。
もし、瞑想の方法がわからない、など悩みがあればLINEでも問い合わせを頂戴していますので、ご連絡ください。