ヨガは足が太くなる? 自宅でできる足痩せヨガポーズ

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綺麗な女性の足

上半身は痩せるのに、足だけなかなか痩せないという悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、足が太くなる原因について解説し、ヨガで脚やせが実現できるのかどうかという疑問に答えていきます。

また、足痩せに効果的なポーズも紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

この記事で扱うこと

  • 足が太くなる原因
  • ヨガで美脚は目指せるのか?
  • 足痩せに効果的な自宅でできるヨガポーズ

目次

  • 足が太くなる原因
  • 足だけの部分痩せはできる?
  • 足痩せにおすすめのヨガポーズ
    • ハイランジ
    • 三日月のポーズ
    • 花輪のポーズ
    • 開脚前屈のポーズ
  • ヨガで足痩せを目指すときのポイント
    • 呼吸を意識する
    • ゆっくり動く
    • つらい時は休む
    • ウォーミングアップを取り入れる
  • まとめ

足が太くなる原因

足が太くなる原因は、現代の生活習慣が大きく影響しています。

デスクワークや車移動が主な生活スタイルの人々は、日常的に歩く機会が少なく、足の筋肉を十分に使わないため、筋肉量が落ち代謝が衰えます。

また、現代は高カロリー、高脂肪の食事が多く、体全体に脂肪がつきやすいと言われています。特に足は脂肪がたまりやすいポイントで、偏った食生活によって引き起こされたむくみが足を太く見せてしまいます。

さらに、姿勢が悪いことも足が太くなる原因です。

猫背や反り腰などの悪い姿勢は、筋肉の使い方に偏りができ、特定の部位に脂肪がたまりやすくなります。

また、ストレスや睡眠不足もホルモンバランスを崩し、脂肪の蓄積につながることがあります。

足だけの部分痩せはできる?

結論から言って、部分痩せは一般的に難しいとされています。

脂肪は体全体に均等につくため、特定の部位だけを狙って痩せさせることはできません。

しかし、特定の部位の筋肉を強化することで、その部位を引き締め、結果的に細く見えるようにすることは可能です。

足痩せの場合、足の筋肉をバランスよく鍛えることで、引き締まった美しいラインを作ることができます。

また、ヨガは普段使わないインナーマッスルを鍛えることが得意な運動です。

体表面にあるアウターマッスルとは違い、インナーマッスルを鍛えても体は太くなりにくく、すっきりした見た目を保ったまま筋肉を鍛えられます。

さらに、ゆったりと体を動かすヨガは、心身のリラックスを促し、ストレスによる過食を防ぐ効果もあるので、ダイエットの成功率を高めるとも言われています。

足痩せにおすすめのヨガポーズ

ここでは、自宅でできる足痩せに効果的なヨガポーズをピックアップして紹介します。

ハイランジ

屋内でハイランジのポーズをとる女性

ハイランジは足の筋肉を強化し、脂肪を燃焼させる効果が期待できるポーズです。

初心者でも取り組みやすいポーズですが、ゆっくり行うと意外とキツいポーズです。

  1. 立ち姿勢から片足を一歩大きく後ろに引いて、前の膝を90度に曲げます。
  2. 後ろ足のかかとは持ち上げ、つま先を床に押し付けます。
  3. 息を吸いながら両手を頭の上に上げ、肩幅に開いて天井方向に伸ばします。
  4. 5回深呼吸をし、反対側も同様に行います。

三日月のポーズ

屋外で三日月のポーズをとる女性

三日月のポーズは、前ももとお尻の引き締めに効果的なポーズです。

バランス感覚月ようなポーズなので、最初のうちは前足の太ももに手をついて行っても良いでしょう。

  1. 四つん這いの姿勢から、右足を両手の間に置きます。
  2. 左足を後ろに引いて、膝とすねを床につけ、つま先を寝かせます。
  3. 息を吸いながら上半身を起こし、二の腕が耳の横に来るように、両手を天井に伸ばします。
  4. 5回深呼吸をし、息を吐きながら両手を地面に下ろし四つ這いに戻ります。反対側も同様に行います。

花輪のポーズ

花輪のポーズは、日常生活で鍛えにくい、股関節や内ももの筋肉を鍛えるポーズです。

普段動かさない部分なので、ちょっとやるだけでも目に見えて効果が分かりやすい部分です。

  1. 足を肩幅2つ分広く開き、つま先を外側に向け膝の向きとそろえます。
  2. 背筋を伸ばしながらゆっくりと腰を下ろし、お尻を地面に近づけます。ただし、地面にはつかないように注意。
  3. 両手を胸の前で合掌し、肘で膝を押し広げます。反対に膝は肘を押すように力を入れます。
  4. 5回深呼吸をし、息を吸いながらゆっくりと立ち上がり、足をそろえて終了です。

立った開脚前屈のポーズ

立った開脚前屈のポーズは、太ももの内側にあるハムストリングスや内ももを伸ばすのに効果的なポーズです。

こちらも鍛えにくい筋肉なので、引き締め効果が分かりやすいポイントです。

  1. マットを横に使い中央に立ちます。
  2. 肩幅2つ分足を広げ、両手を腰に添えます。
  3. 息を吸いながら背筋を伸ばし、吐きながら体を前に倒します。この時背筋が丸まらないように注意しましょう。
  4. 両手を地面につくか自分の足首を持ち、深呼吸を繰り返します。
  5. 5回深呼吸をし、吸う息で体を起こし、ゆっくりと元の立ち姿勢に戻ります。

ここで紹介した「立ち姿勢」についてはこちらで詳しく扱っています。

正しい立ち姿を知りたいという人は合わせてご覧ください。

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ヨガで足痩せを目指すときのポイント

ヨガで足痩せ効果を高めるためのポイントについて解説します。

呼吸を意識する

ヨガのポーズを行う際には、常に呼吸を意識しましょう。

深い呼吸は、酸素を体内に取り込み、体を活性化活性化します。

また、軽い有酸素運動には心を落ち着け、ストレスを軽減する効果もあります。ポーズを行う際には、ゆっくりとした深い呼吸を意識しましょう。

ゆっくり動く

ヨガでは主にインナーマッスル」鍛えられます。

インナーマッスルとは、体の内側にある筋肉や小さな筋肉の集まりの総称で、日常生活では鍛えにくいと言われています。

また、体を早く動かしてしまうと、体の外側の筋肉であるアウターマッスルが稼働するため、インナーマッスルを効果的に鍛えられません。

ゆっくりとした動きでポーズを取ることで、インナーマッスルをしっかりと使い、効果的に鍛えることができます。

また、急いで動くと効果が薄れるだけでなく、怪我の原因にもなるので、ヨガではゆったりとした動作で体を動かしましょう。一呼吸一動作が基本です。

つらい時は休む

ヨガは無理をしないことが大切です。ポーズが辛いと感じたら、無理をせずに休みましょう。

無理をして続けると、筋肉や関節に負担がかかり、怪我をする可能性があります。自分の体と相談しながら、適度な休息を取り入れ、運動習慣を確かなものにしましょう

まとめ

足の筋肉を効果的に鍛えるポーズについて紹介してきました。

ヨガは引き締まった足を作るには、効果的な運動です。

呼吸を意識し、ゆっくりと動くことで、インナーマッスルが刺激され、すっきりと引き締まった足を作ります。

また、ヨガは負荷の少ない運動なので、自分のペースで行えばケガのリスクや、運動への心理的なハードルも低いので長続きしやすいこともメリットです。

自宅でできるヨガポーズを続けることで、足痩せだけでなく、全身の健康を促進し、心身のバランスを整えることができます。

継続することが重要なので、無理せず楽しく取り組んでいきましょう。