おうちヨガは効果がない??専門家の視点からメリット、デメリットまとめ
オンラインレッスンやYouTubeなど、自宅でヨガができるような環境が増えてきました。このブログを開いてくれた方の中にも興味のある方や、すでにトライされていると言う方もいらっしゃるかもしれません。
自宅や自室にいながら気軽にヨガができる、いわゆる「おうちヨガ」がブームになっていますが、今回のブログで、はすでにトライしている、試してみるかどうか悩んでいる、と言う人向けに、「おうちヨガ」って効果があるの?と言う疑問を、実際に生徒からインストラクターになり、スタジオレッスンもオンラインレッスンも行っている私の視点から、検証していきます。
メリットに感じる部分やデメリットに感じる部分、自分にあったヨガ教室を選ぶコツなどもまとめているので、ぜひ最後まで読んで見てください。
目次
- おうちヨガのいいところ
- おうちヨガのイマイチなところ
- You Tube か オンライン教室か
- タイプ別おすすめチャート
- まとめ
1.おうちヨガのいいところ
まず最初に、おうちヨガのいいところを紹介していきます。
おうちでヨガをする場合、大きく分けてオンライン教室に通うか、YouTubeなどの動画配信サービスで視聴するかの2択になります。
オンライン教室は場所代や光熱費、インストラクターの移動費などがかかっていない為、スタジオレッスンと比較し安価な受講料金でヨガを受けることが可能です。さらにYouTubeの場合は基本無料で利用でき、費用を抑えられる、と言うことがおうちヨガの最大のメリットではないでしょうか。
不特定多数の人が集まるスタジオレッスンと比較し、感染症の予防ができ、自らの生活圏を守ることにもつながります。
また、ほとんどのオンライン教室はカメラのオンオフが選べるので、身支度をしていない状態ではカメラをオフにして受けることが可能。
移動する時間も必要ないので、より気軽にヨガを楽しむことが出来ます。
それと地味に嬉しいのですが、レッスン後にすぐにプロテインを摂取できたり、順番待ちをせずにシャワーが浴びられることも大きなメリット。
また、スタジオ以上にレッスン内容が豊富なので、飽きなくレッスンを続けることが出来ます。
まとめると
- 費用を抑えられる
- 衛生的で感染症のリスクが低い
- 身支度や移動の手間がない
- レッスンの種類が豊富
2.おうちヨガのイマイチなところ
スタジオでのレッスンと比較してオンラインレッスンのイマイチな部分についてまとめていきます。
何か運動をしたいと考えたとき、ジムではなくヨガを選択する場合「きつい運動が続くかわからない」「あまり筋肉はつけたくない」「効率的にシェイプアップしたい」などの理由でヨガを選ぶことがほとんどです。
ジムで行うウェイトトレーニングと比べて、ヨガはウェイト器具を使わないので身体を痛める心配が少ないことが利点ですが、正しく筋肉を使えていないと、求めている効果を実感するまでに時間がかかります。
その為、動画配信やオンデマンド形式などオンラインレッスンによっては、効果的な身体の動かし方ができなかったり、予期せぬ部分に筋肉がついてしまう、と言うこともあります。
なぜそうなってしまうのかを簡単に説明すると、ヨガの動きは普段意識していない、小さな筋肉を使って身体を動かすため、最初のうちはレクチャーを受けていないと、その部分を意識しにくく、効果や実感を得るために時間がかかってしまいます。詳しくはまた、別の記事でまとめたいと思います。
ですので、十分に効果を得るためには、実際に動きを確認してもらいながら身体を動かす必要があります。
もちろん、オンライン教室の場合は画面越しに指導してもらうことが出来ますが、自身の受信環境も整える必要があります。
貸し出しもないのでヨガマットなど自分で用意しなければなりません。スタジオに通うのにウェアやスポーツタオルが必要なのと同様に、会費以外の初期費用も必要になってきます。
また、スタジオレッスンと比較し「通っている感」が低いため、継続が自らの意志の強さに委ねられます。
人間は不思議なもので、多少の手間があったほうが継続できるのですが、何らかの義務感が生まれないとなかなか動けないもの。
スタジオに通う、と言うことは少なからず「通わなきゃ!」と言う意思を生み出しますが、オンラインの場合は気軽に取り組めるので返ってそれが希薄になります。特に動画配信でレッスンを受けている場合はその時の気持ちに左右されてしまうので、継続したい気持ちがある場合は、何か工夫が必要になってきます。
まとめ
- オンデマンド、配信形式の場合は効果的なポーズが取りにくい
- 貸し出しがないので自分で道具を揃える必要がある
- 通っている感が薄い
3.YouTubeかオンライン教室か
YouTube等動画配信サイトでヨガに取り組む場合と、オンライン教室に通う場合についてお話しします。
前の章でも触れましたが、YouTubeの場合は「動画の配信」になります。また一部のオンライン教室でも、LIVE配信ではなく、あらかじめ撮影しておいたものを提供している、いわゆるオンデマンド配信の場合があります。
オンライン教室のLIVE配信の場合はカメラをオンにしておくと、インストラクターよりコメントやチャットで直接指導を受けられますが、YouTubeやオンデマンド配信の場合は、身体の動かし方が間違っていたとしても指導を受けることはできません。
また、オンライン教室の場合は、会員が継続しやすいように様々な工夫を凝らしている場合があります。
例えば、通うごとに会費がお得になったり、特典がプレゼントされたりするなど、継続を促してくれる仕組みがあります。
一方で先にも触れた通り、YouTubeなど動画配信の場合は、受けて側でモチベーションを保つ必要があります。
反対に、動画配信のメリットは自由な時間に気軽に受けられること。
24時間レッスンが行えるので教室では提供していない時間帯に、ヨガレッスンを受けることができるのも魅力です。
またLIVEレッスンと比較して、会費もお手頃な傾向にあります。特にYouTubeを使えば費用ゼロでヨガレッスンをスタートすることが可能です。
動画配信サイトの特徴
- いつでも受けられるので最も気軽
- ポーズの確認はリアルタイムでは出来ない
- モチベーションを自分で保たなければならない
オンライン教室の特徴
- オンデマンド形式とLIVE形式がある
- LIVE形式ではリアルタイムに指導を受けられるがオンデマンドでは受けられない
- 継続できる仕組みがある
さらに基本的な違いはこちらでも詳しく説明しているので合わせてご覧ください↓
4.タイプ別おすすめチャート
ここではあなたの好みや目的に沿って最適なヨガレッスンの方法をチャートにしています。
参考にして自分にぴったりな教室を見つけてください。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?様々なニーズのある今の世の中で一言にヨガレッスンと言っても様々な選択肢があることをお伝えできたのであれば嬉しく思います。
チャートに掲載しましたが、パーソナルレッスンを受ける場合は、オンラインでもスタジオでも先生で選びましょう。一対一の指導を受ける場合は、相性が一番大切です。
ほとんどの教室の場合は体験レッスンやお試し期間を設けているので、色々試してみて、継続できそうな方法を選びましょう。