坐骨神経痛になり、ヨガと鍼で1ヶ月で回復した話。
いつもブログを見てくれてありがとう御座います。
NECTYヨガインストラクターのYuichiroです。
いつもはレッスン内容や、部位ごとの悩みを改善するようなヨガポーズについて書いています。
しかし、今日は自分の話をみなさんにしたいと思います。
実は私、一年と半年ほど前に坐骨神経痛を発症しまして、そこから寛解したお話しをします。
あくまで、私の身体にはあった、という内容になっていますのでご了承ください。
目次
- 2020年8月坐骨神経痛の発症
- 接骨院ではわからない
- 坐骨神経痛は整形外科で
- 痛み止めが効かない
- 藁にもすがる思いで鍼治療へ
-鍼灸院の検索方法 - ヨガでバランスよく筋肉を鍛える
- その時よくしていたヨガポーズ
-バッタのポーズ
-戦士のポーズ2
-ワニのポーズ - 坐骨神経痛の原因
- 最後に
2020年8月坐骨神経痛の発症
2020年の8月、なんだか右足が痺れる感覚から始まりました。
最初のうちはちょっとした違和感程度で、運動するにも日常生活を送るにも全く支障はありませんでした。
ただ、横になっている時にちょっと寝苦しさを覚える程度で、深く気にしていませんでした。
しかし、日を追うごとにその違和感は大きくなっていき、座ったり、横になったりすると刺すような激しい痛みに襲われるようになりました。
これまで、感じたことのない痛みから、いよいよ観念して普段は避けている病院で診断を受けることに。
しかし、坐骨神経痛とわかるまではここから1ヶ月もの時間がかかりました。
接骨院ではわからない
なんでそんなに時間がかかったかと言うと、最初に接骨院に行ってしまったから。
脊髄反射のチェック、全身を隈なく触られ痛みのチェックをされ、最後にレントゲンを撮ったものの、骨には以上がなく、しばらく様子を見るように言われました。
けれど、その時の私は寝るのも辛い状態で、歩いていると多少痛みが和らぐことから、深夜に家の中を夢遊病患者のようにウロウロと歩き回り、ついには寝不足に。
一刻も早く痛みから解放されたいと思いながら、次回の診療日まで待つばかりでした。
しかしそこでも原因はわからずに、受診する病院を変えることにしました。
坐骨神経痛は整形外科で
整形外科でも、同じように身体のチェックを行いましたが。
診察内容は全く同じだったものの、整形外科のお医者さんはすぐに坐骨神経痛と診断結果を出してくれました。
患っている状態の名前がわかったことで、ちょっとほっとしました。
坐骨神経痛は背中から足にかけてつながっている神経が、なんらかの要因で圧迫され、痛みや痺れが出るという症状だとこの時に知りました。
ただ、すぐに直す方法はなく、痛み止めの薬を飲んだりコルセットを巻いたり、対処療法をしつつ、しばらく様子を見ることに。
痛み止めが効かない
一人一人体質の違いがありますが、私は痛み止めが効きにくく、症状の名前がわかったものの、依然として夜寝るのが辛い時間が続きました。
自分で色々と調べてみると、私以外にも痛み止めの効きにくい人は相当いるようで、そんな人たちのクチコミなどを見つつ眠れぬ夜を過ごす毎日。
そんな中、鍼治療で少し痛みがマシになったと言う記事を発見し、藁にもすがる思いで、近所の鍼灸院を調べ私も試してみることに。
藁にもすがる思いで鍼治療へ
今まで、身体に鍼を刺す、と言う怖い字面から敬遠していた鍼灸院ですが、出不精の私も痛みに耐えかねて対に初めて受けてみることに。
鍼灸院のクチコミはあまり気にせず、ベテランの先生は現場での経験が蓄積されているとは思いますが、若い先生の方が最新の技術を勉強しているのではと思い、なるべく歳の近い若い先生がいるところと言う条件で近所を検索。
その日のうちに予約が取れ、早速施術を受けることに。
ちなみにここが、施術をしてくれた【ワカサ鍼灸サロン】↓
先生に坐骨神経痛である旨と痛みの強い位置を伝え、問診票にもろもろ記載。
最初に全身の整体を行い、それから鍼治療を行ってもらいました。
腰やお尻の周りに針を刺してもらいましたが、心配していた痛みは全くなく、いつの間にか施術は終了。
すると、終わった後にはかなり痛みが楽になっていました!
少し痛みは残っているものの、受ける前と後では雲泥の差。
二週間後に再度予約を取り、ちょっとだけ軽くなった足で帰路につきました。
鍼灸院の検索の仕方
全国の鍼灸院は鍼灸院専門の検索サイト『しんきゅうコンパス』で探すことができます。
地域での検索もできますが、体に起こっている問題や悩みでも検索できます。
この時私は「坐骨神経痛」のタグから検索しました。
ヨガでバランスよく筋肉を鍛える
坐骨神経痛は【筋肉の衰え】によって引き起こされることが原因の一つです。
そのため、鍼で痛みが和らいでいる間、しばらくお休みしていたヨガにまた通い始めることにしました。
最初のうちは、痛みを感じるポーズを避け(私の場合は後屈)、できるポーズから取り組んでいきました。
するとちょっとづつですが、横になっても痛みを感じにくくなっていき、1ヶ月ほどで、大半の痛みは改善しました。
その間に鍼灸院へは2回通い、ヨガはできるだけ毎日行うようにしていました。
その時よくしていたヨガポーズ
バッタのポーズ
- うつ伏せになって、おでこは床につけ両手は身体の横に手のひらを床側に向けておく
- 息を吸いながら上半身を持ち上げまっすぐ前を見る。
- 一呼吸置いて、もう一度息を吸いながら、今度は足を持ち上げる
- 爪先と頭頂で引っ張り合うような感覚で呼吸を続ける
効果と注意点
姿勢の改善に効果のあるポーズです。
お尻が硬くなっていると力が余分な入りすぎているので手で触ってみてちょっと柔らかいくらいに保ちます。
戦士のポーズ2
- おおきく身体を使うので周りに物が少ない場所で行う
- 気をつけの姿勢でたち、両手を肩の高さまで広げる
- 足首の下に手首がくるように大きく足を開く、一度両手は腰に添える
- 左足のつま先をうちに向け、右足のつま先は90度外側に向ける
- 右ひざを曲げて足首の上までふみ込む
- 息を吸いながら両手を肩の高さまで開き、肩の力を抜く
動画でも解説 〜25:12まで
ワニのポーズ
- 仰向けになる
- 右足を曲げて脛を地面と並行にする
- 左手で右膝を掴んで左に倒す
- 右手は肩の高さに上げ、視線も右手に向ける
- 深呼吸を繰り返し、反対も行う
効果と注意点
緊張した腰回りの筋肉を緩めてくれるポーズ。
無理に腰を捻ろうとしなくていいので、身体を労わる気持ちで行います。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛の原因はさまざまなものがありますが、私の場合はコロナ禍で増えるテレワークや自宅での自粛で、運動不足になったことによる筋肉の衰えが唯一の心当たりでした。
元々、営業職で外を飛び回る仕事から、自宅でパソコンの前に座っている時間の方が増え、必然歩くことも減ったことが、要因になったと思っています。
今では、ヨガのインストラクターとして、毎日レッスンを行っているため、以前のような痛みは全くなくなりました。
ただ、経理仕事やパソコンに向き合っている時間が長いと、多少お尻周りに違和感は覚えます。
そんな時は同僚のChie先生のお尻周りを鍛えるヨガをYouTubeで見て、一緒に身体を動かして違和感の改善に努めています。
最後に
今回は私に起こったことと、坐骨神経痛について、主観的な見方でご紹介させていただきました。
あくまで私にはこの方法があったというだけですが、痛みを改善できたときの感動と喜びや元々持っていた健康な身体が如何に大切なものだったのかと言うことが坐骨神経痛になったことによって学べたので、ブログという形でご紹介しました。
この経験があったことで、身体に痛みを抱えている人たちに寄り添えるようなヨガのレッスンを心がけるようになったので、私にとっては悪いことばかりではなかったかな、と今では思っています。
実際に、神経痛を患っている生徒さんへのレッスンも行っており、中には改善したと嬉しい報告をもらえたりもします。
無料でお試しのレッスンも行っていますので、坐骨神経痛になった話をもっと聞きたい、身体を気持ちよく動かしたい、そんな時はお声かけください。
私が以前抱えていた悩みを、今感じているあなたの力になりたく思います。